耳掃除と耳垢

耳垢の役割

耳掃除をして出てくる耳垢ってどのように?なぜ出てくるのでしょうか?耳垢って汚くてイヤなイメージがあるので、不要なものと感じている人が多いのではないでしょうか。

 

しかし、なにげなく耳掃除をして出てくる耳垢も大切な役割があります。その大切な役割に殺菌作用があります。耳垢の成分に酸性で蛋白分解酵素を含むことから耳内を殺菌する効果があります。それとともに、耳垢に含まれる脂肪分により耳内のデリケートな皮膚を守る役割もあります。

 

耳垢は、外耳道の耳垢腺から出る分泌物や耳内皮膚のカス、空気中に漂うホコリなどが混ざりあってできたものなのですが、日常生活で行われる顔やアゴなどの動きで自然に外へ排出されていきます。しかし、全てが排出されることはないので適度な頻度で耳掃除を行う必要があります。

 

耳垢は、至って健康的な自然現象であり重要な役割も伴っていますので、過剰に溜まり過ぎない程度に生活する中で耳掃除などの適度な付き合いが必要となってきます。

 

 

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耳掃除の最適な頻度

耳掃除をどのくらいの頻度で行っているでしょうか?几帳面な人の中には毎日している人もいるようですが、基本的に外耳道の組織がいらないものを耳の外へ押し出すようになっていますので、そう頻繁に耳掃除をする必要はありません。しかし、全てを押し出すことは出来ないので、その補助として耳掃除が必要となってきます。

 

そのため、耳掃除の適切な頻度は2〜3週間に1度程度を目安に行えばいいみたいですよ。

 

また、正常な耳垢は酸性で蛋白分解酵素を含み雑菌の繁殖を抑えるための殺菌作用やデリケートな耳内の皮膚を保護したり、耳の中へ虫が侵入してこないようにする役割があります。

 

だからといって、耳掃除を怠り耳垢を溜めすぎると耳鳴りを感じたり、難聴などになる恐れがありますので注意が必要です。また、完全に詰まってしまうと耳鼻科で耳垢を除去してもらう必要があります。そうならないためにも、目安として2〜3週間に1回の頻度で耳掃除を行いましょう。

 

 

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